令和7年4月1日、公正かつ持続可能な社会の実現に寄与するため、カスタマーハラスメントの防止に関し、基本理念を定め、東京都、顧客等、就業者及び事業者の責務を明らかにするとともに、カスタマーハラスメントの防止に関する基本的な事項を定める「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」が施行されました。
本条例第十四条では、「事業者は、顧客等からのカスタマー・ハラスメントを防止するための措置として、指針に基づき、必要な体制の整備、カスタマーハラスメントを受けた就業者への配慮、カスタマーハラスメント防止のための手引きの作成その他の措置を講ずるよう努めなければならない。」とされており、当社ではカスタマーハラスメントに対する基本方針を策定いたしました。
当社は、「地域医療を担う医療提供施設を運営し、地域住民の安全・安心な薬物療法に貢献する」という基本理念の下、よりよい商品・サービスの提供に取り組んでおります。また、お客様からお寄せいただくご意見・ご要望は、当社の商品・サービスの改善・品質向上において、大変貴重な機会と考えております。
一方、稀にではございますが、一部のお客様の要求や言動の中には、従業員の人格を否定する暴言、脅迫、暴力など、従業員の尊厳を傷つけるものもございます。こうした社会通念に照らして著しく不当である行為は、従業員の就業環境を悪化させるだけでなく、商品・サービスの提供にも悪影響を及ぼしかねない重大な問題であります。
従業員の安全な就業環境を確保することで、従業員が安心して業務に取り組むことが可能となり、ひいては、お客様との関係をよりよいものとすることにつながると考え、有限会社江島薬局における「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を定めました。
当社では、カスタマーハラスメントを「お客様から従業員に対して行われる著しい迷惑行為であって、従業員の就業環境を害するもの」と定義します。
具体的には、以下のような行為を指します。あくまで例示であり、これらに限られるものではありません。
令和7年11月1日
有限会社江島薬局
代表取締役社長 浅野道子
